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キュレーターブログ

CURATOR’S BLOG

およぎにふれる

2021.11.07

サカサクラゲの繁殖

ニフレルでは「およぎにふれる」にてブルージェリーフィッシュとサカサクラゲの2種類のクラゲを展示していますが、今回はサカサクラゲの誕生についてお話していきたいと思います。

blog211107_800×800_1.jpg

 

サカサクラゲは、普通のクラゲと違って海底などに傘の部分をくっつけて生活しているクラゲです。太陽光線がふり注ぐ、浅い砂地のような底が平らな場所に生息しており、逆さになることで体を固定することができ、流されずに好条件の場所で太陽を浴び続けることができます。また、口腕からエサをとることもできるので、逆さになる方が有利だと考えられます。生息環境に適応した結果、というわけです。

 

ニフレルで展示しているサカサクラゲたち、実はそのほとんどがニフレルで生まれです。水槽内の岩に、いつの間にかサカサクラゲのポリプが発生していたので、岩ごとバックヤードに移動し、クラゲが生まれるまで見守っていました。

 

しばらく経つと、ポリプの先がクラゲの形に変化し上下に動いていました。この現象をストロビレーションといいます。

 

次の日にはポリプから離れて、サカサクラゲの赤ちゃんの誕生です。小さいながらもサカサクラゲらしく壁にくっついていました。

 

稚クラゲが泳ぎ去った後も、サカサクラゲのポリプは、植物の出芽のようにクローンを生み出すことが出来ます。写真の〇で囲っている部分がクローンになりますblog211107_800×800_.jpg

 

これが付着し、着底すると新たなポリプに変わります。 つまり無性生殖でどんどん増えていくことが出来るのです。

 

現在、サカサクラゲのポリプの展示は行っていませんが、稀に水槽で発生していることがあるので、注意深く観察すると見つけることができるかもしれませんよ。

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