みずべにふれる
2025.06.17
6月17日は何の日?
これはある生きものの体の一部分の写真ですが、何の生きものでしょうか?
正解はニフレルで暮らしているイリエワニの体の一部です。
そんなわけで6月17日は世界ワニの日、
英語ではWorld Croc dayやWorld Croccodile Dayといわれています。
2017年にワニを専門とする科学者や研究者が、世界に生息しているワニの現状や
危機に関して広く知ってもらうために制定された比較的最近になってできた記念日だそうです。
そんなワニの仲間は、2億5000年前に鳥類を含むグループから分岐した昔からいる生きものです。
現在は26種類いるそうですが、絶滅の危機に瀕している種類も中にはいます。
この機会にぜひワニについて調べてみてくださいね。
最後にワニの豆知識を一つご紹介します。
最初の写真はワニの鱗の写真ですが、ここにワニならではの感覚器が潜んでいます。
青い〇で囲っているところがわかりやすいのですが、この黒い点は実はただの模様ではなく外皮感覚器という振動を感知するための器官です。ワニによってもこの感覚器のある場所は違うのですが、イリエワニには鱗1枚につき1個の外皮感覚器があり、それが体中にまんべんなくあるそうですので、ぜひじっくり観察してみてください。
皆さんの声も振動となってワニに感知されているかもしれないですね。