いろにふれる
2025.02.16
お久しぶりの
今月のはじめ「いろにふれる」に、ある生きものが仲間入りしました。
美しい体色が特徴のハゼの仲間「アケボノハゼ」です。
現在、アデヤカキンコと同じ水槽でご覧いただけます。
実はこちらのアケボノハゼ、
ニフレルでは2019年以来、約5年ぶりの展示です。
担当キュレーターの推しポイントは、
水中をホバリングしている際に見られる、背鰭を弾くような動きです。
また、表情豊かな眼も魅力的なポイントだなと思います。
警戒心が強く、危険を感じると一瞬で擬岩の中に隠れてしまうことがあるため
いつもそっと近付いて観察しています。
「アケボノ」と聞くと、なんだか縁起の良い名前だと感じます。
水槽内を遊泳する鮮やかな体のグラデーションは、
夜の闇が少しずつ白んで、太陽が昇る様子が連想されます。(大げさ・・・?)
皆様の感性には、どのように映りますか?
お久しぶりのアケボノハゼ、
ぜひ見にいらして下さいね。