わざにふれる
2024.07.06
モリアオガエル生息地の自然
7月5日で展示が終了した「モリアオガエルの卵塊」
短い間ですが誕生と成長を一緒に見守っていただきありがとうございました。
展示していた卵はキュレーターが兵庫県の猪名川町まで採集へ行っています。そして、孵化したオタマジャクシたちは元々生息していた猪名川町まで放流しに行きます。
そして先日、私は初めてモリアオガエルの生息地まで同行しました。
どんな環境で暮らしているのか、わくわくしながら池までトコトコと登っていきます。前日が雨天だった為、湿度が高く様々な生きものに出会えることを期待しながら池を目指します。
歩けば歩くほど、汗だくになりながらフィールドの魅力に引き込まれていきます。
今回はその魅力を少しご紹介。
歩きながら、たくさん出会えるアカガエル。
歩きながらいたアツブタガイ。こちらはカタツムリですが、蓋があります。
つかまえると引っ込んでしまったので、顔写真が撮れず残念でした。
途中の水流も癒されるなと思いながら見ていると、先輩キュレーターは展示に活かせるかを考えながら観察しており、見方がプロでした。
さらには、くっきりと残ったイノシシらしき足跡を見ることができ、雨の後の柔らかい土だから見つけやすかったのかなと思いました。
湿度が高くキノコもたくさんありましたが、菌類は勉強不足のため全く分からずでした。
最後にはなりますが今回の展示を通じて自然とのつながりを少しでも感じることができていればうれしいです。
とても素敵なモリアオガエル生息地、みなさまもぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?