キュレーターブログ

毎年10月最終金曜日は世界キツネザルの日で今年は"10月27日"がその日に当たります。この日に合わせて絶滅が危惧されているキツネザルについて広く知ってもらうことを目的としています。

キツネザルの仲間は全部でなんと112種も存在し、その全てがマダガスカルという島に生活をしています。横跳びで有名なシファカや、童謡のモデルになっているアイアイもキツネザルの仲間です。ニフレルにはワオキツネザルという尻尾がシマシマなキツネザルの仲間が10頭暮らしています。

そんなキツネザルですが年々数を減らしてきているのが現状です。理由は大きく2つあり、１つ目は人間による森林伐採や焼畑農業で彼らが住む場所が減っていることや、元々天敵がいないマダガスカルですが人が犬を持ち込んだためそれにより数が減ってしまいました。2つ目は気候変動です。サイクロンの増加や大規模な干ばつにより数が減っています。

気候変動の主な理由である地球温暖化は、私達でも少しずつの意識で止めることもできます。みんなが力を合わせて同じ地球に住む生き物としてこの問題は考え続けていかなければいけません。

ただこのキツネザルの日によって、キツネザルやマダガスカルの現状を知るきっかけになっただけでも私は嬉しいです。是非キツネザルや他の動物をもっと好きになってください！