うごきにふれる
2023.01.21
海遊館からの贈り物
今月1月10日、11日は海遊館の休館日でした。
海遊館には「日本の森」という展示エリアがあり、ここには開館当初、かれこれ30年以上も前から植えられている、由緒あるケヤキの木があります。海遊館と共に成長してきたこの木は、ベテラン飼育員にとっても思い入れのある木だそうです。
残念ながら休館日に伐採することとなったので、枝や幹をニフレルの生きものたちのエンリッチメントとして使わせてもらうことになりました。というわけで海遊館へ。
由緒ある木の中から頂く部分を懸命に選定するキュレーター
キュレーター2名で、まるでビーバーのごとくせっせと木を運び、何とかニフレル号へ積み込み完了。ビーバーすごい。
かくしてニフレルの生きものたちへ届いたケヤキ。まずはビーバー水槽へ。気に入ってくれるのでしょうか?
翌日にはこのとおり。
エンリッチメントといえばワオキツネザル。毎度狙い通りの反応をしてくれます。
ヒノキ舞台ならぬケヤキ舞台ですね。
海遊館&ニフレルのコラボエンリッチメント、無事成功ですね。
ケヤキの木はまだまだありますので、余すことなく生きものたちへ届けたいとおもいます!