動物看護師
2022.06.12
動物看護師の気ままブログ 看護記録#04
やってはいけないことって、なんか無性にやりたくなってしまいますよね。例えば、テスト勉強中の部屋の片づけとか、鶴が機織りしている部屋を覗いちゃうとか・・・
こういう、禁止されるほどやってみたくなる心理現象をカリギュラ効果って言うのだそうです。かく言うわたしも今、カリギュラと闘っています。わたしが今やってはいけないことそれは・・・
このブログを書くこと!! Σ( ̄ロ ̄lll)ガガーン
実は期日の迫った業務を抱えていて、先にそっちをやらなきゃいけないのですが・・・
分かってるんですが・・・ ・・・
でも・・・
だって・・・
今、書きたくなっちゃたんだもん!
ということで、後悔は先に立ちませんし、躊躇なく地味ぃーーーーな動物看護師のお仕事をご紹介していきましょー(=゚ω゚)ノ
あ、今回は生きもの登場しませんのであしからずです~
さて、翌日にワオキツネザルの健康診断が予定されているので、その準備をしていこうと思いまーす!
まずは処置台の準備。
この上にワオキツネザルが寝ることになります。 万が一、出血をしてもすぐに気がつけるように、無地の白いタオルを敷いています。なお、ニフレルではその上にペットシーツを敷いて、粗相や嘔吐をしてしまった時に生きものが濡れてしまわないようにすることが多いです。真ん中にあるのは処置の時に獣医師さんと私が着けるグローブなんですが、ウチの獣医さんは気がつかないで自分で用意してることも...(苦笑)
このようにタオルの下には温風マットを敷いています。麻酔をかけると体温が下がりやすくなるので、身体を温めるためなのですが、すごく便利です!
処置台の周りには検査に使う機器や道具を用意しておきます。これは心電図をとるための道具ですが、クリップの大きさが2種類あるのが分かりますか?
ワオキツネザルは小さい動物だし皮膚も薄いので、小さいクリップを使います。コツメカワウソの場合だとワオキツネザルと同じくらいの大きさですが、皮膚が厚いので大きい方のクリップを使います。
細かいところですが、検査がしやすく、生きものの負担が少なくなるよう、生きものに合わせて変えるようにしています~
続いては、消耗備品のチェック!
って、またこの写真かい!!
とツコッミ入れて下さった方、まいどお読みいただき、ありがとうございますっ(人'▽`)☆。この気ままブログによく登場する写真ですが、実は今回のために撮り直しました!
なぜならっ!!
じゃじゃーん!
今回は、採血セットがあるからです!注射器と血液を保存するためのチューブ(青いフタのやつ)も用意しておきます。もちろん当日用意しても、採血の時に用意してもOKなのですが、ちょっとでも検査にかかる時間を減らして、生きものが群れや暮らしている場所に1分でも早く戻してあげられるように、やれる範囲の準備は予めしておくことにしています。
他にも・・・
麻酔器や
レントゲン撮影機
他にもエコーやスケーラーのチェックなどなど・・・(検査機器のお話はまたいずれ)
全部終わったら、ダブルチェックの指差し確認!
さらに最後に脳内で検査の流れを確認、イメトレして準備完了!!
よし!健康診断バッチコイ!!
カリギュラに負けた動物看護師はやらねばならぬお仕事に行って参ります~ (忙しい時に限ってブログ書きたくなるのやめたい・・・(;ㇸ;)クスン)
当日の朝の準備や健康診断の様子は、改めてご紹介しますね。
では、また気ままブログでお会いしましょう!
またね!