みずべにふれる
2021.12.08
一石二鳥!?
ニフレルでは、生きものたちの日々の生活が単調にならないように、普段は与えていないエサやおもちゃをあげたり、エサのあげ方を工夫するなどで、生活に刺激を与えて行動のバリエーションを増やす「環境エンリッチメント」に日頃から取り組んでいます。
ホワイトタイガー「アクア」には"アバ"とよばれる船舶用の大きなフロートを「みずべにふれる」内に設置して、おもちゃとして見せることが多いのですが、たまにはいつもと違う場所に設置しようと、隣にある「うごきにふれる」に設置してみました。ここは高い位置にあり、「みずべにふれる」ゾーンで暮らす「アクア」からも見ることが出来ます。 「アクア」はアバを見つけると、伏せてじーーーっと見つめるのですが、いつもと違う位置にあるのを発見すると、やはりじーーーーーーっと見つめていました。
と、そこにやってきたのはワオキツネザルたち。見慣れないアバを見つけると、臭いをかいだりマーキングしたり、上に登ってみたりと各々違う使い方をしていました。
「アクア」のために、と行ったのですが、まさかのワオキツネザルたちの環境エンリッチメントにもなっていて、1つのもので2種類の動物に、しかも同時に刺激を与えることができ、いい発見をしたなと自画自賛してしまいそうになりました。
が、すぐにアバに飽きたワオキツネザルたち。すぐ横で日光浴をしていました。。。。