うごきにふれる
2021.11.10
異種交流戦!
ある日の「うごきにふれる」。
ワオキツネザルが、窓の外が気になるのか、変った姿で日光浴して眺めていました。天気がいい日は窓に張り付き外を見ていることがよくあるので、ニフレルの外から日光浴をしている動物がいないか探してみるのも楽しいかもしれませんね。
一方で、シロムネオオハシを観察していると...
シロムネオオハシもこちらに気づいたようです! 『どうかしましたか?』と言わんばかりの首の傾げよう。
正面ではなく左右に目がついているので、何か見るときには片方の目でじっくりと見ます。
とても可愛くて思わず笑みが零れました!
そしてこの2種類、突然鳴き交わしが始めることがあります!
本来、鳴き交わしは、群れの中で他個体の位置を確認したり、群れのまとまりを保ったりするためと考えられていますが、鳥類と霊長類という全く違う種類同士では、いったいどんなコミュニケーションが成り立っているのでしょうね。
鳴き交わしがいつ始まるのかは生きもの次第で、私たちキュレーターにも予測がつきませんが、始まると「うごきにふれる」が一気に賑やかになります。もし運よく始まればその一員となったつもりで感じてみてください。