かくれるにふれる
2021.10.18
手袋
ある日のこと。
「かくれるにふれる」ゾーンの開館作業中に、フトアゴヒゲトカゲの水槽を掃除していると、かわいらしい落し物を見つけました。
それはフトアゴヒゲトカゲの手袋、、ではなく、きれいに残った手の脱皮殻でした。
古い皮膚から新しい皮膚へと変わるための脱皮ですが、 脱皮殻はいつもバラバラになっていることがほとんどで、ここまできれいに残っているのはなかなか珍しいのではないかと思います。
ちなみに指の先がないのはこの先が爪になっているからです。
脱皮が終わったのは手だけのようで、腕の上部には脱皮を控え白っぽくなっている部分がはっきりとわかりますね。
ちなみに今回の手袋は甲殻類などの脱皮殻を集めているキュレーターのコレクションの一部になったそうです。また機会があればお見せしたいですね。