うごきにふれる
2021.01.18
オウギバトの巣作り風景
2021年1月6日のキュレーターブログでもお知らせしたとおり、オウギバトが巣作りをしています。今回はその様子を撮影してみました。
まず、雄が巣材になる枝を選びます。私には全部同じ枝に見えるのですが、嘴を使って結構じっくりと巣材の枝を選びます。何が良い枝なのでしょうか? ちなみにこの雄は、葉っぱがない枝よりも少し葉がついている短めの枝が好きなようです。
そのあとは、枝を加えて巣に戻り、嘴を使って雌に巣材を渡し、雌がその枝を巣に敷いているようです。
相変わらずオウギバトが巣を離れている間にワオキツネザルに枝を食べられていますが、私も負けずに巣材となる枝をいれ続けていこうと思います。。
野生で暮らしている鳥が行うこの営巣行動を身近に見ることができるのは動物園・水族館の良いところだと思います。皆様も「うごきにふれる」をはじめニフレルの各ゾーンで生きものをよーく観察してみると、面白い貴重な行動を見つけることができるかもしれないですね。