キュレーターブログ

CURATOR’S BLOG

わざにふれる

2026.03.16

お引越し!

こんにちは。
今回は魚たちのお引越しについてお話ししていきたいと思います!
現在ニフレルでは、「わざにふれる」から「どくにふれる」へのリューアルに伴い展示生物の入れ替えを行っています。
この展示生物入れ替えでニフレルからお引越しした魚たちを紹介します。

・ヨダレカケ

ヨダレカケ.jpg

・テッポウウオ

テッポウウオ.jpg

この2種類の魚たちが次に向かった先は、
「世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ」様

アクアトト.jpg


そんな魚たちのお引越しには様々な準備が必要です。
そのひとつが「パッキング」

パッキングは、魚を1匹〜数匹を少量の飼育水と一緒に丈夫な透明のビニール袋に入れ、酸素を充填して輪ゴムでしっかり密閉します。
この方法は一般的に半日〜丸1日程度の輸送に用いられることが多いです。

image1+(17).jpg

このパッキングした袋を発泡スチロールに入れていきます。輸送中に飼育水の温度が下がりすぎないように、カイロやお湯を入れたペットボトルを一緒に入れておきます。
このように生き物に負担がかかりすぎないように細心の注意を払って輸送行っていきます!

続いて、パッキング以外の方法としては
このタンクを使うこともあります。

image5+(2).jpg

テッポウウオは今回こちらの方法で輸送しました。
タンクに飼育水を半分ほど入れ、テッポウウオたちを入れていきます。そして、酸素ボンベを繋ぎエアストーンから空気が出ているかチェックをして蓋をします。

image4+(6).jpg

生き物たちを安全に、元気に送り届けるために安全運転で慎重に輸送しました!
ニフレルでは沢山のお客様から愛された生き物たち。アクア・トトぎふでも元気でね!!

少し話がそれるのですが、今回私は初めて生物輸送の出張に挑みました!
魚のパッキングなどの輸送方法について事前に調べて知識をつけてはいましたが、実際に現場で作業を見るのは新鮮でした。
魚たちがいかに安全に、元気な状態で輸送を行えるかしっかりと考え、生き物の特性に合わせた運び方を考えるのはとても難しいです。

例えば、ヨダレカケ
この魚は皮膚呼吸が6割、エラ呼吸が4割と言われており、袋の中に飼育水を入れすぎてしまうと溺れてしまう危険があります。そのため、水量を減らすなど調整を行ったりしていました。

このように、輸送する生き物について事前にしっかり知識をつけておかなければ、生き物に負担をかけてしまうことを学ぶことができました。

また、生物輸送先が水族館だった為、生き物の情報交換や飼育状況など近況を聞けるのはとても貴重で、すごく勉強になりました。

初めての出張で作業に集中しすぎてしまいブログ用の写真が少なくなってしまったのが今回の反省点です...。
このブログを通して皆様に水族館で働く飼育員の仕事を知っていただいたり、生き物について興味・関心を持っていただけたら嬉しいな!という思いで書いています。

ぜひ、気になったことなどございましたら、お気軽にニフレルのキュレーターにまでお尋ねください。

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