キュレーターブログ

CURATOR’S BLOG

みずべにふれる

2024.09.16

敬老の日

9月16日は、「敬老の日」です。
ということで、ニフレルで暮らす「おじいちゃん」「おばあちゃん」な個体たちを一部ですがご紹介します。

まずは、ワオキツネザル。

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ワオキツネザルの寿命は、野生下で16-19年、飼育下では約15-25年といわれています。
ニフレルのワオキツネザルの中で一番年上の「フクゾウ」は、なんと現在23歳。

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実は、一番年下の「ブルー」も今年の夏で10歳になったので、全頭10代に突入しました。

次に、カピバラ。

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寿命は、野生下で8-10年、飼育下でも8-12年といわれています。
ニフレルで暮らすヒンは、現在9歳。
見た目ではわかりづらいですが、だいぶおじいちゃんになりました。

そして、ケープペンギン。

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ケープペンギンの寿命は、野生下で約10年、飼育下では15-25年です。
あまりご紹介したことがないかもしれないですが、実はもうすぐ20歳になる個体がニフレルには暮らしているんですよ。

最後に、ホワイトタイガーのアクア。

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トラの寿命は野生下で約10-15年、飼育下では18-20年といわれており、アクアは今年で11歳になりました。
最近はお気に入りの砂場の上にごろんと寝転がって、のんびり過ごしている様子が増えた気がします。

私たち人間は、65歳以上で「高齢」といわれるようになりますが、
他の生きものたちは人と寿命の長さが異なるので、「高齢」になる年齢も異なります。
また、野生下に比べると、天敵がいないことや栄養・健康管理をしっかり行えることなどから、飼育下の方が寿命が延びる傾向があります。
こうしてみると、ニフレルにいるワオキツネザルやケープペンギンたちの中には、野生下での寿命をもう超えている個体がいますね。

ご紹介した生きものたちは、高齢ではありますがまだまだ元気いっぱい過ごしています。
これからもニフレルで充実した毎日を送ってもらえるように、キュレーターとして日々精進していきます。

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