うごきにふれる
2022.09.30
羽根の行方
インドクジャクといえば、、、
ほとんどの方が、羽を美しく広げた姿をイメージされるかと思います。
この羽は上尾筒といい、インドクジャクのオスでは目玉模様の長い飾り羽になっており、大きく広げてメスにアピールするために使います。そのため、繫殖シーズンが終わると抜け落ち、来年再び生えてきます。
長いものでは1m以上も。
シーズンが終わる頃には、開館中でも抜け落ちるため、ご覧になったお客様から、
「この抜けた羽根はどうするんですか?」
と、よく聞かれました。やっぱり気になりますよね。
インドクジャクに限らず、「うごきにふれる」で暮らす鳥たちの羽根は、必ず消毒して資料として保存をしたり、イベントやワークショップで使用したりしています。
そのため、「うごきにふれる」で抜け落ちた羽根を見つけても、拾わずにキュレーターまでお伝えくださいね。
なお、今年抜けたインドクジャクの羽根もしっかりと残しており、合計173本でした。