わざにふれる
2021.03.10
春を告げる魚
3月9日より、「わざにふれる」ゾーンで和歌山県湯浅町で獲れたシロウオを展示しております。
今回の展示には、和歌山県湯浅町の方々にご協力いただきました。ありがとうございます!
シロウオは、透明に透き通った美しい姿に意外と愛くるしい表情、そして春先に産卵のために海から川へとやってくるという、この季節ならではの可愛い魚です。
シロウオは古くから親しまれてきた魚ですが、日本各地にこの習性を利用した伝統漁法があるようです。
展示中のシロウオは、和歌山県湯浅町と広川町の間を流れる広川にて、漁師さんに協力してもらって採集しました。湯浅町では、「四つ手網漁」という漁法を用います。
この「四つ手網漁」を始めとした伝統漁法の多くは、"必要な分だけ"を漁獲する、 いわば人が長く生物と付き合っていくために磨かれてきた一種の"技"なのかもしれませんね。
皆様もニフレルで『シロウオが告げる春の訪れ』を感じてみてはいかがでしょうか。