わざにふれる
背負います
貝・ホヤ・海綿
種名板
カイカムリ
英名:Japanese sponge crab
学名:Lauridromia dehaani
分布域: 熱帯
十脚目カイカムリ科。 インド洋、太平洋に分布し、水深50~150mの砂泥底や礫底で底性生活を送る。雑食性でヒトデなども食べる。ホヤやカイメンなどを背中につけカモフラージュする習性がある。最大で約10cmに達する。
2対のあしが背がわにあり、ものをつかんで背負うことが出来る。貝殻や海藻など背負うことでまわりに溶け込むことができる。
体表の毛や殻には、時間経過とともに珪藻が生え、貝やカイメン、海藻を背負うことで、周囲の岩に擬態する。
2対の肢はものを背負うのに適し、1対のハサミは捕らえた餌を掴み、小さくちぎって食べるのに役立つ。
この生きものの個性の魅力にふれる。