ニフレルでは、人工授精により誕生したフグの仲間「アマゾンパファー」が2024年度の国内初繁殖に認定され、現在その親の群れを展示しています。

また、その他にも「パオ・バイレイ」や「ミナミハコフグ」など７種類の個性豊かなフグの仲間が暮らしています。

そこで、

6月29日（日）のふく（29）の日に、フグの研究を続けて四半世紀、ニフレルのフグ博士が、フグの魅力を最大限に紹介する「７種のフグ解説ツアー」を開催します。

ツアーでは、7種のフグの顔や体のフォルム、泳ぎ方や生態などを間近で観察しながら、はじめての方にも分かりやすく、それぞれの特徴を解説します。ツアーの後半には講義室に移動し、「アマゾンパファー」の人工授精の様子や、フグが増々好きになるフグクイズを映像やスライドを用いてお話するほか、珍しいフグの歯や剥製もご覧いただきます。

【開催日時】 2025年6月29日（日） 9：15～10：30

【対 象】 小学校高学年以上 推奨 

【定 員】 20名（1グループ5名様まで）

【参 加 費】 500円（カフェとミュージアムショップで使える500円チケット付き） ※入館料は別途必要

【応募方法】下記①②を明記のうえ、専用アドレスにお送りください。
専用アドレス： nifrel_event2@nifrel.jp

① 参加者全員の氏名（ふりがな）、年齢
② 当日連絡のつく携帯電話番号

 ※メール1通につき、5名様までのお申し込みが可能です。

※募集にあたり収集した個人情報は、抽選およびメールの返信など、本イベントに関する目的のみに使用します。

【締め切り】 2025年6月19日(木)まで着信有効

【当選発表】 厳正なる抽選を行い、6月20日（金）に当選者のみにメールでご連絡します。

【お問合せ】 ご不明な点や、ご相談がございましたら応募メールまたは、ニフレルナビダイヤル(0570-022060）までお気軽にお問い合わせください。

《ニフレルでのフグの繁殖の取組み》
ニフレルでは開業以来、7種類のフグが国内初繁殖に認定され、そのうち4種は世界初繁殖です。フグの繁殖行動は非常に多彩で、わかっていない種類が数多くいます。
一方でフグの展示を続けるためには、飼育下で繁殖させることは非常に大切です。ニフレルでは淡水フグを中心に、繁殖研究や論文・学会発表など情報発信に努めています。新たに得られた成果を取り入れてフグをはじめ生きものたちが幸せに暮らせるよう心がけています。

パオ・バイレイの学術論文がタイの国際ジャーナルに掲載されました！卵と仔魚の写真が表紙を飾っています。
【Natural History Bulletin of the Siam Society Volume 66 No. 1, October 2024】

《ニフレルのフグ博士・土井キュレーターのコメント》1968年生まれ

専門はフグ類の繁殖生態の研究です。フグの研究を始めたきっかけは、新しい水族館の建築計画に携わったためです。繁殖は種の保全という私たちの使命であり、フグが誕生する様子は、毎回感動と可愛らしさにあふれています。皆さんに楽しんで聞いてもらえるように、研究の結果を分かりやすく紹介いたします。