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2022.10.27

世界初!「オキナワフグ」の繁殖に成功しました!謎の多い生きものたちの保存に取り組んでいます。

開業から7年間で3種類の世界初、7種類の国内初繁殖に成功しました!

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≪ニフレル生まれのオキナワフグの赤ちゃん(大きさ約3㎝。10月5日撮影)≫

 

2022年10月27日(木)より、「わざにふれる」ゾーンにて、ニフレルで8月6日に生まれた「オキナワフグ」の赤ちゃんを展示いたします。

「オキナワフグ」はインド洋東部と西太平洋の熱帯域に分布し、日本ではその名の通り沖縄県下の河口付近やマングローブ域で多く見られます。体に5~6本の黒い帯と白いスポット模様があるのが特徴で、成長すると全長約30cmになります。

 

【オキナワフグの展示について】
《展示開始日》 2022年10月27日(木)より
《展 示 場 所》 館内1階「わざにふれる」ゾーン
《大きさ》 全長約4㎝(2022年10月26日現在)
《展示数》 20匹予定(ふ化数は約180匹)
《繁殖日》 2022年8月6日

 

≪ニフレルにおける繁殖の取り組みについて≫

ニフレルは2015年11月19日に開業し、今年で7周年を迎えます。開業以来、生きものの繁殖に積極的に取り組ん でおり、これまでに絶滅危惧種であるミニカバが2頭誕生したほか、アメリカビーバーやオウギバトの繁殖に成功しました。

また、魚類ではフグ類を中心に繁殖に関する研究を進めており、今回の「オキナワフグ」を含めて7種類について国内初(日本動物園水族館協会加盟園園館として)、うち3種類は世界初の繁殖に成功しました。いずれの種類も生態に関する知見が少ないものばかりで、繁殖に関する基礎的研究は、種の保存の観点からも非常に重要です。ニフレルでは今後も謎の多い生きものたち の生態解明や生物多様性の保全に貢献していきたいと考えています。

①:パオ・スバッティ

名称未設定-1.jpg《学名》Pao suvattii
《生態》メコン川流域に生息する河川域で暮らすフグ。背中にハート型の模様があり、メスが流木に産みつけた卵に、オスが胸ビレを使って新鮮な水を送ったり、卵にゴミなどが付着しないようにして守る様子が観察された。
《繁殖日》2016年5月19日
《繁殖方法》飼育下における自然繁殖
※現在は展示しておりません。

 

②【世界初繁殖】テトラオドン・ショウテデニィ

syoutedeni-1.jpg《学名》Tetraodon schoutedeni
《生態》アフリカのコンゴ川流域に生息し、全長約10cmと比較的小型の淡水のフグ。2016年5月20日に、オスがメスの腹部に噛み付き産卵を促す繁殖行動が見られ、その後産卵が確認された。
《繁殖日》2016年5月20日
《繁殖方法》飼育下における自然繁殖
※現在は展示しておりません。

 

③パオ・アベイ

abei1.jpg《学名》Pao abei
《生態》メコン川流域を中心に東南アジアの河川に生息する、一生を河川域で暮らすフグ。成長しても全長10cm程度と比較的小型で、体に丸いオレンジ色の斑点が多数あるのが特徴。
《繁殖日》2017年10月3日
《繁殖方法》飼育下における自然繁殖
※現在は展示しておりません。

 

④【世界初繁殖】マミズフグ

mamizufugu.jpg《学名》Dichotomyctere fluviatilis
《生態》インドやスリランカ、バングラデシュ、ミャンマー、ベトナム南部のメコン川デルタ地帯に分布。主に海に生息するが、河川域や汽水域にも進入する。
《繁殖日》2019年5月14日
《繁殖方法》産卵誘発ホルモンによる人工繁殖
※「わざにふれる」ゾーンで展示中

 

⑤パオ・バイレイ

bairei1.jpg《学名》Pao baileyi
《生態》メコン川の主流および支流に分布。体に毛のような突起物があり「毛フグ」とも呼ばれる。生息地の1つであるタイではレッドデータブックに掲載されている。
《繁殖日》2022年4月4日
《繁殖方法》産卵誘発ホルモンによる人工繁殖
※2022年11月1日より展示予定

 

⑥:テッポウウオ(スポッテッドアーチャーフィッシュ)

teppouuo1.jpg《学名》Toxotes chatareus
《生態》東インド洋から西太平洋の主にマングローブ林の汽水域に生息。口から水鉄砲を撃ち水面上のエサを打ち落として食べる。
《繁殖日》2022年4月19日
《繁殖方法》飼育下における自然繁殖
※「わざにふれる」ゾーンで展示中

 

⑦【世界初繁殖】オキナワフグ

okinawa.jpg《学名》Chelonodon patoca
《生態》インド洋東部と西太平洋の熱帯域に分布し、日本ではその名の通り沖縄県下の河口付近やマングローブ域で多く見られる。
《繁殖日》2022年8月6日
《繁殖方法》飼育下における自然繁殖
※「わざにふれる」ゾーンで展示中

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