イベント
2025.01.24
「フグ博士による7種のフグ解説ツアー」を初開催!
※ご応募の受付は終了いたしました。当選者の方には2月3日にメールをお送りしております。
現在「ふくにふれる」リーフレットが登場中のニフレル。リーフレットを持って館内をめぐり、7つの"福"を探していただく企画です。
さて、今回は第二弾!
2月9日(フグの日)を前に、2月8日(土)に、フグのお世話を続けて20年以上のニフレルフグ博士が、フグの魅力を最大限に紹介する「7種のフグ解説ツアー」を初開催します!
ニフレルには、「オキナワフグ」や「パオ・バイレイ」など、国内初繁殖認定を受けた2種類を含む7種類の個性豊かなフグの仲間が暮らしています。顔や体のフォルム、泳ぎ方や生態などを間近で観察しながら、はじめての方にも分かりやすくフグの特徴を知っていただける内容です。ツアーの後半には2Fのカフェで、ネズミフグが追いかけ合う行動についても映像やスライドを用いてお話するほか、珍しいフグの歯や剥製もご覧いただきます。
【開催日時】 2025年2月8日(土) 9:15~10:30
【対 象】 小学校高学年以上 推奨
【定 員】 20名
【参 加 費】 500円(ドリンク付き) ※入館料は別途必要
【締め切り】 2025年2月2日(日)まで着信有効
【当選発表】 厳正なる抽選を行い、2月3日(月)に当選者のみにメールでご連絡します。
【お問合せ】 ご不明な点や、ご相談がございましたら応募メールまたは、
ニフレルナビダイヤル(0570-022060)までお気軽にお問い合わせください。
《ニフレルでのフグの繁殖の取組み》
ニフレルでは開業以来、6種類のフグが国内初繁殖に認定され、そのうち3種は世界初繁殖です。現在は、昨年12月24日に産卵し今年1月8日に孵化したパオ・バイレイの赤ちゃん(全長約1cm)を展示しています。フグの繁殖行動は非常に多彩で、わかっていない種類が数多くいます。
一方でフグを展示し続けるためには、飼育下で繁殖させることは非常に大切です。ニフレルでは淡水フグを中心に、繁殖研究や論文・学会発表など情報発信に努めています。
パオ・バイレイの学術論文がタイの国際ジャーナルに掲載されました!卵と仔魚の写真が表紙を飾っています。【Natural History Bulletin of the Siam Society
Volume 66 No. 1, October 2024】
《ニフレルのフグ博士・土井キュレーターのコメント》
1968年生まれ。専門はフグ類の繁殖生態の研究です。フグの研究を始めたきっかけは、新しい水族館の建築計画に加わったことです。繁殖は種の保存という私たちの使命であり、フグが誕生する様子は、毎回感動と可愛らしさにあふれています。皆さんに楽しんで聞いてもらえるように、研究の結果を分かりやすく紹介いたします。