うごきにふれる
アメリカビーバー
英名:American beaver
学名:Castor canadensis
分布域: 温帯
泥や木で川を堰き止めてダムを作る。ダムの中央に作ったロッジとよばれるドーム状の巣で暮らす。肢の間から油が分泌されており、水面で身体を浮かせるために毛づくろいをして体毛に馴染ませる。草食性で、木の枝や皮を食べている。木を齧る前歯には鉄分が多く含まれており、オレンジ色をしている。
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午前中は陸上で寝ていることが多く、午後から起きだす。夕方に なると泳いだりえさを食べたりする様子がみられる。
オールのような尻尾や水かきのあるあしで器用に泳ぎ潜水も得意。目には、まぶたのような透明な膜をもち水中でも良く見える。
木や土を使ってダムを作り、水面に家を作る。家の入り口は水中にあり敵の侵入を防ぐ。
雄と雌で協力して子育てをする。子どもは生まれて数日で泳ぎ始めるが、親が心配して陸場に戻す行動がみられる。
上顎の前歯が発達し、表面は鉄分が沈着しオレンジ色になる。鉄分のおかげで歯が丈夫になり、硬い木をかじっても折れない。
この生きものの個性の魅力にふれる。