NEWS/ニュース
お知らせ
2021.12.17
※終了しました《生きもので冬にふれる》小さくてかわいい「イイダコ」を展示(12/20~)
※3月2日で展示終了しました。
実は2,000年以上前から馴染み深い生きものです!
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弥生時代と古墳時代の遺跡から発掘されたイイダコつぼを展示開始!
大阪府立弥生文化博物館よりお借りした、大阪府和泉市と泉大津市にまたがる「池上曽根遺跡」から出土した弥生時代のイイダコつぼと、大和泉市、泉大津市、高石市にまたがる「大園遺跡」から出土した古墳時代のイイダコつぼを展示開始しました。
大阪府立弥生文化博物館の学芸員さんによる解説を、下記のインスタグラムバナーからご覧いただけます。
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インスタライブ「大阪弥生文化博物館×ニフレル イイダコと人の2000年のつながり」を開催
大阪湾周辺に点在する弥生時代の遺跡からは、イイダコ漁に使われたとされる小さなタコツボがたくさん発掘されています。そこで、大阪府立弥生文化博物館から学芸員さんをお招きし、イイダコと人との深く長いつながりについて語ります!!実際に発掘された弥生時代のイイダコ壺も登場!
【日時】1月10日(月・祝)16:00配信開始予定(※館内の状況により変更する場合があります)
館内1階「わざにふれる」ゾーンにて、イイダコ(8匹)を、2021年12月20日(月)から2022年2月下旬までの期間限定で展示いたします。
イイダコは、東アジアの浅い海に生息するタコの仲間で、国内では北海道南部からの各地の沿岸域に広く分布しています。胴(頭のように見える部分)の大きさは約5㎝で、腕を広げても全長約30㎝と、タコの中では小型の種類です。イイとは「飯」のことで、卵の塊がご飯粒のように見えることからこの名がつきました。冬から春にかけて産卵期を迎え、卵を抱えたメスが "子持ちダコ"の名で、この時期の味覚として古くから親しまれてきました。メスは産卵後、卵が孵化するまで保護し、孵化後そのほとんどが一生を終えます。
また、イイダコは特に大阪府や兵庫県と非常に古くからつながりの深い生きものです。大阪府和泉市や泉大津市、兵庫県明石市や尼崎市、淡路島など、大阪湾周辺に点在する2,000年以上前の弥生時代の遺跡から、イイダコ漁に使われたと考えられる小さなタコつぼが多数発掘されています。
大阪府和泉市・泉大津市の池上曽根遺跡にて発掘された弥生時代のイイダコつぼ
(撮影場所:大阪府立弥生文化博物館)
今回展示するイイダコは2021年11月中に大阪府阪南市の西鳥取漁協にて採集されたもので、ニフレルでイイダコを展示するのは今回が初めてとなります。
《展示期間》2021年12月20日(月)~2022年2月下旬予定
《展示場所》1階「わざにふれる」ゾーン
《展示数》8匹(生きものの状態により変更する場合があります)→イイダコつぼ展示に伴い4匹に変更
《お問い合わせ》ニフレルインフォメーション TEL:0570-022060(ナビダイヤル)