1978年生まれ。日常の事物を収集し、コラージュ的手法を用いて作品を制作。彫刻、絵画、映像、写真、パフォーマンスなど表現形態は多岐にわたり、一貫して物質とイメージの関係を顕在化する造形システムの考案を探求。個展『金氏徹平のメルカトル・メンブレン』(2016)、『四角い液体、メタリックなメモリー』(2015)、『Towering Something』(2013)、『溶け出す都市、空白の森』(2009)など国内外での展覧会のほか、舞台美術や装丁も多数。自身の映像作品を舞台化した『TOWER』を京都国際舞台芸術祭(2017)や六本木アートナイト(2018)で発表。2018年は越後妻有アートトリエンナーレへの参加や東京、台北での個展を予定。